パパ活掲示板の危険性を実際に使って検証してみた

無料で公開されている「パパ活掲示板」は、本人確認がなくて誰でも書き込めて、とても危険だと言われています。

とはいっても、本当のところ何がどう危険なのでしょうか？

今回は実際にパパ活掲示板で募集をして、危険性を検証してみました。

パパ活掲示板とは

パパ活掲示板とは、パパ活相手を募集するために設置されているネット掲示板のことです。とくに本人確認をすることもなく誰でも書き込めてしまいますので、使うのはかなり危険だと言われています。

そもそもパパ活アプリなどの本人確認があるサービスで相手を探した方が安全なのに、あえて掲示板に書き込むのは一体どんな人なのでしょうか。

それはきっと身分証を提出できない事情がある方や、アプリへの月額料金すら払いたくない男性です。わざわざそのような方と会いたいとは思えませんよね。

もしかすると昔は本当に出会えたのかもしれませんが、いまのご時世、無料掲示板でパパ活相手を探してもまともな人とは会えません。

パパ活掲示板の危険性を実際に使って検証してみた

今回は実際にパパ活掲示板を使ってみて、どんな人からどんな連絡が来るのか検証してみました。

リアルな感じを出すために、法には触れないけれどアプリには登録できない「18歳JK　ゆか」の設定で書き込んでみました。

下記のとおりです。

メールアドレスは捨てアドを取りました。

（まだ書き込みは残っていると思いますが、メールを送られても誰も反応しませんし、使い捨てのサービスです。）

掲示板に書き込んで3分でメールが来る

掲示板に書き込んですぐに受信フォルダを開くと、なんとわずか3分でメールが来ていました。

驚くほどの速度です。返信してやり取りをしてみました。

最終的には「横浜のホテルで遊びましょう。お小遣い1万円で」と言われましたので、その辺りでフェードアウトしました。

これで仮にホテルに行ったら、そこにはアダルトなカメラマンやディレクターが待っている可能性もあります。相手の人は年齢も職業もなにも名乗りませんし、あまりに怪しい。

そもそも我々はゆかちゃんではありませんし、地獄のような状況です。

掲示板から2時間で全5名からの連絡が来た

2時間ほど待ってみると、計5名の方から連絡が来ました。

とはいえ「たくさん連絡が来るならやってみよう」なんて考えてはいけません。相手の身元が本当にわかりませんし、これで会うなんて考えられません。

何度も言いますが、彼らがJK3のゆかちゃんだと期待してメールをやり取りしていたのは、いい年齢をした編集部の人間です。このようなイタズラは、男性でも女性でも起こりうることです。

パパ活相手との出会いを求めるなら、本人確認のあるアプリを使うか、ラウンジやギャラ飲みなどで実際に顔をあわせたことのある方を候補にすることをおすすめします。

ちなみにゆかちゃんを独占したい人のしわざなのか、掲示板では誰かが「ゆか」の名前で「募集終了」と書き込みをしていました。（我々は書き込んでいません）

なんだか怖いですね。

このように何でもかんでもやりたい放題なのが、無料掲示板の恐ろしいところです。

使ってみてわかったパパ活掲示板の危険性

今回の検証からあらためてわかった、パパ活掲示板の危険性についてまとめました。

簡単に詐欺ができてしまう

今回パパ活掲示板に書き込んだのは、いい年をした編集部の人間です。もちろん向こうも誰なのかわかりません。

こんな状況の中で、どちらかがホイホイと話に乗って会うことになれば、そこでなにがあるのかわかったものではありません。このような懸念が起こるのは、すべて無料掲示板に「本人確認」がないからです。

まともなアプリであれば、場合によりメッセージ内容にもチェックが入りますが、無料掲示板ではそのようなセキュリティもありません。簡単に詐欺行為ができてしまうところでパパ活相手を探すなんて、恐ろしすぎます。

相手の身元が本当にわからない

今回ちょっと募集しただけでもたくさんの連絡が来ましたが、相手の身元はまったくわかりません。

写真を送ってもらうことはできるかもしれませんが、正直なところそれが本人なのかもわかりませんし、プロフィールもどこまで本当なのかわかりません。お手当の約束をしたとしても、本人確認がなければ口約束以下の信頼性です。

仮にこれがまともなパパ活アプリであれば、写真にもプロフィールにも運営のチェックが入りますし、年収証明した男性なら信用のおける資産状況情報まで確認できます。

掲示板で誰だかわからない人を相手にするのではなく、アプリで本人確認や年収証明を済ませた人とだけやり取りすることをおすすめします。

トラブルがあっても相談する先がない

パパ活掲示板は「ただそこに設置してあるだけ」ですので、運営者に連絡したところで、なにも対処はしてもらえません。

しかしきちんとしたアプリを使っていれば、たとえばドタキャンされたり、なんらかのトラブルがあったりしたときに、運営に相談すれば対処してくれる場合があります。悪質な利用者はBANされることもありますし、本人確認がある以上、別人になりすまして登録することもできません。

実際になにかあったときのためにも、サポートのない無料掲示板は使わないようにしましょう。

そもそも出会い系サイト規制法に違反している

異性の出会いに関するマッチングサービスは、どれも「出会い系サイト規制法（正式名称：インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律）」を守るとともに「インターネット異性紹介事業届出」を提出する必要があります。

インターネット異性紹介事業は、下記のように定義されています。

インターネット異性紹介事業　異性交際（面識のない異性との交際をいう。以下同じ。）を希望する者（以下「異性交際希望者」という。）の求めに応じ、その異性交際に関する情報をインターネットを利用して公衆が閲覧することができる状態に置いてこれに伝達し、かつ、当該情報の伝達を受けた異性交際希望者が電子メールその他の電気通信（電気通信事業法（昭和五十九年法律第八十六号）第二条第一号に規定する電気通信をいう。以下同じ。）を利用して当該情報に係る異性交際希望者と相互に連絡することができるようにする役務を提供する事業をいう。

出典：e-gov法令検索

無料のパパ活掲示板も実態としては上記の事業に該当しますが、残念ながら届出がされているサービスなんてありません。

そもそも違反しているサービスですから、使わないようにしておきましょう。

掲示板が活発なパパ活アプリ・サイト3選

パパ活相手を募集するなら、本人確認があってセキュリティの高いパパ活アプリ内の掲示板を使えば、無料掲示板のようなリスクは少なくなります。

ここでは、掲示板が比較的賑わっているパパ活アプリやサイトをご紹介します。

シュガーダディ

シュガーダディは老舗のパパ活サイト。国内最大級に利用者が多いだけあって、パパ活募集の掲示板はいつも盛況です。

シュガーダディの掲示板は、年齢と地域、会いたい日で絞り込めるのが特徴。とくに「会いたい日」を設定して募集している人はアポを取れる率がかなり高いため、積極的に狙っていきましょう。

ぜひシュガーダディの掲示板で募集してみてください。

ペイターズ

ペイターズは、累計会員数180万人を超えている人気のパパ活アプリ。毎日どの時間帯でも掲示板が盛り上がっています。

掲示板機能が「タイムライン」のようになっていて見やすくで、年齢とエリア、フリーワードで絞り込みができます。また写真を掲載できるようになっていて、写メを1枚貼っておくとかなり目立ちます。

効率よく募集したい場合は、ぜひ写メを活用して書き込んでみてください。

ラブアン

ラブアンは、比較的若い世代の男女が集まる人気のパパ活サイトです。

「タイムライン」の名称で掲示板が用意されていて、やはりどの時間帯でも活発です。地域と年齢で絞り込めることに加えて、募集の目的でも絞り込めますので、効率よく相手を探せるのが特徴。

サイト内でオンライン顔合わせができる機能などもありますので、話が早く進みやすいのもラブアンの魅力です。

結論：募集するならパパ活アプリ内の掲示板を使おう

パパ活アプリやサイト内に設置されているパパ活掲示板ならば、書き込んでいるのも連絡をしてくるのも本人確認を済ませている人ばかりですから、圧倒的に安心して使えます。

ぜったいに無料のパパ活掲示板は使わず、パパ活専用アプリ内の掲示板で募集しましょう。

パパ活をおこなうならば、できるだけ安全へ配慮しながら取り組んでみてください。